20100107

Nexus Oneで盛り上がってる横で・・・あえてHeRoをいじってみた。

HeRoいじってました。こんにちは。
どれだけHeRo好きなのよってくらいマニアですが、こればかりは譲れません。

ベースに用いたのがこちら。
[ROM] KiNgxKxKlair Eclair Hero Version 0.6 "Beta Feta" <12/8/09> 9:38 pm PST

普通の方なら、12月の8日に出たROMなど今更と思われるでしょうが、さにあらず。
実は、このROMの持つポテンシャルはかなり高いものがあります。

ベースは言うまでもなくeugene373のHero2.1ですが、こちらには10MBハックのブートが適用されてます。

2.x系のROM全体に言えることですが、かなりのエラー耐性があり、エラーをだらだらと吐き続けても基本的にびくともしません。
それ故に、2.x系ではddmsでのモニタが必須となります。
環境を整えてない方はまずddmsを使えるようにしておきましょう。

私がただ入れただけで終わるはずもなく、手を加えてみました。Rosieはeugene HeRoの半透明のものを使っています。
まずブート画面ですが、Nexus Oneのものに変えてみました。詳細は後述。
このROMの特徴として、ホームがHeRoのRosieと標準のものを選択できます。Contacts等はHTCのものに飛びますので、基本的に必要はありませんが、king.shを実行することで、AOSPのROMに変身することができるという2面性をもっています。
このシステムはHeRo1.5でjac系のものが使っていましたね。

肝心の操作性ですが、ぬるぬる動きます。しかも遅くないです。安定してます。
CCがどうにも胡散臭く、動いていないようですが、swapだけでも十分な速度が出ています。
まさにエクレアマジックとでも申しましょうか。
カメラとBTがない以外は、はっきり言って遜色ありません。
ブラウザでマルチタッチが使えないとかそんな細かいことを気にしていたらHeRoなんて使えないのでございます。

さて、ここでブートスクリーンのお話。
用いたものはこちらの#2で使われているもの。eugeneのAOSP2.0 ROMから拝借したものです。
こちらの説明はeugeneのHeroへの適用となっていますが、このROMにも使えます。
読めばもうおわかりでしようが、仕組みは以下の二つのファイルだけというシンプルなものです。

/system/bin/bootanimation
/system/media/bootanimation.zip

なんだ簡単じゃないかと思ったらここで大きな落とし穴がありました。

ええ、bootanimation.zipのサイズがほんの2.5MB

それでなくても、カメレオンなホームを持っているこのROMで、これは痛いサイズです。
仕方なく、media配下のフォルダ(ringtones,notifications,alarms)にシンボリックリンクを施し、実体を/system/sd/media/***としました。

当然日本語フォントなど入れようものなら確実にオーバーしますので、どう見ても使わないアプリをこの時点で削除。ダイエットしています。

このROMを使う人など私以外にいないと思いますが、MetaMorphに関しては、格納先の違いから基本的にいじれないと思ってください。

20100104

明けましておめでとうございます

本年もこっそりいきたいと思います。よろしくお願いします。
目立つのは嫌いです。ひっそりでいいんです、ひっそりで。

■ ここ数日のSuper"D"な日記

お正月も1日からこたつに入り餅ならぬROMを焼いてみました。
xdaを久々に徘徊し、目にとまったのがこのSuper"D" Ver1.2(現時点でv1.4)でございます。
xdaでよくあることなのですが、『速い』とうたってるROMにはかならずDwang信者らしい方の"This ROM is slow"というコメントがほぼお約束になっています。
その後に数人続くようなら本当に遅いROM、単発ならもしかしたら・・・ということもあり得るのです。

WGも最初はファーストブート時のzipalignの処理の遅さから遅いというコメントがついておりました。

そこでものは試しと入れてみたら・・・本当に速かったのでございます。
Dwangの1.14をベースにしているのですが、下手をすると現行Dwang以上の可能性もあるのではと、Twitter上で比較を呼びかけたのがおそらくSuper"D"祭りの始まりです。

コムギさんとこで紹介もされましたので、一気に広がっちゃった感のあるSuper"D"のv1.2ですが、これといって特徴的な新機能があるわけでもなく、説明の出来ない速さなのです。
元々Dwangの1.13~1.14当たりは速かったのですが、チューニングが絶妙ということでしょう。

そこでたまたま、通話記録を残したままアップデートできたらいいなーと、チャレンジャー精神がめらめらと燃え上がりましたので、ものは試しでwg9.2から10と10.2を経由してSuper"D"v1.2を入れたところ問題なく入ってしまいました。ね、"D"なのにね。

実はここ最近のcm、wg、Dwangはそれぞれ微妙に個性的な進化をしていますので、他のROMから直接は基本的にタブーとなっています。

あまり真似はしないで下さい。これはあくまで試験です。
ずぼらな私のすることですから、その辺はお気になさらず。

そして標準のロック画面が大嫌いなのでステリクソンのアレ(cm4.2.4用)を適用。結果はオーライ。
その後にLucky's Turn(Dwang)を適用。lock_Layer timed outのワーニングが2行ほどでたものの、そこでセーフ。これもOKでした。これが連発を食らうようではほぼ黒画面確定になるのは体で覚えました。
とりあえずこの時点でfix_appsで保険をかけておきましたが、他の方の指摘している不具合も特にでてはおらず、サクサク動いていましたのでここで様子見というのが事の顛末でございます。

v1.2のあまりのバランスの良さに、これは奇跡的に仕上がったものだと直感してましたので、v1.3が来ると知った時点でも期待はしていませんでした。

これで十分ってぇのにあれこれいじるのは野暮ってもんでございます。

とりあえず入れて試してみたものの、ファーストブート時のログが気に入らず、立ち上がる前に消しました。

そして現在のv1.4。
Super"D"ですが、中身はぶっちゃけDwangの心臓をつけたwgです。適用できるテーマはCM用4.2.xです。お間違えなく。
動作例として、DarkStar0.6.7のテーマとその付属のステリクソンのロック画面は問題なく使えました。多少ワーニングがでますが、テーマ使用時はよくあることなので細かいことは気にしちゃいけません。
それと、他のROMからの上書きについてですが、何かの拍子でアプリの名前のデータベースが一部壊れます。基本的に新規で入れた方が良いと思います。

忘れてました。これ追記。

■Eclair_2.0.1-v1.4 G1/MT3G 32B Getting Close!

A directory must be specified!のエラーを毎秒で吐いてます。
これで速いはずもなく・・・