20100507

[ECLAIR ROM] Dr. Cloverdale's Magic Elixir

こんばんは。
ここしばらくDr.CのROMを愛用しております。
マイナーバージョンアップが数回入って現在2.2.5。
HeRo系のROMへの愛は冷めた訳ではございませんが、あの通話周りの操作がアルファベット用なのが使いにくく、トラウマになっております。

さて、このDr,C ROMを使うにあたって小技が少々。

まずbootanimation.zipの変更です。
標準のがこんな感じです。













お好きな方は良いのでしょうが、どうにも納得がいかなかったので変更。
格納されている場所は、

/system/media/bootanimation.zip

こちらにお好みのEclair ROMのものを差し替えてあげれば動きます。
chmod 644を忘れずに。
NexusOneのが定番ですが気分を変えてこんなのにしてみました。




「出所は聞くなよ」 by ピッコロ社長








次にVer2.2.5はcompcacheがOffになっています。というか入っていません。
swapだけでも問題なさそうですが、そもそもcompcache入りのROMがベースであるため、動作させることが可能です。

/system/lib/modules/2.6.33.3-cyanogenmod

この配下にcompcacheというフォルダを作ります。そして、

/system/lib/modules/2.6.33.3-cyanogenmod/compcache/

の下にDr.C 2.1.0やCM5.0.7-test2等からadb push等を用いてramzswap.koを入れます。
これもchmodをお忘れなく。ファイルを差し替える際には、パーミッションとユーザーを必ず確認して同じ設定に変える癖をつけておくと後々楽になります。

起動時にきっちりSwapの詳細設定をしたいという方については、設定画面からOn/Off可能な新しいa2sdシステムの為、CM5系ではそれ以前とは格納位置が変わっています。

/sd-ext/

この中に自分用に変更したuserinit.shを入れておけば、起動時に適用されると思います。

後は日本語フォント等をいれておけば、このROMに関してはほぼパーフェクトな仕上がりになるのではないでしょうか。ホームであるADWは、数あるホームの中で一番優秀ではないかと思うくらいホーム落ちがありません。ええ、24時間以上一度もこけていません。強制リセットもかかっていません。ただし、条件次第でバッテリーの消費がものすごいことがあります。要確認。

ここ数日、mopera接続でタイムアウトが出ていますが、これがROMが原因かはしばらく様子をみているところです。

操作性及び速度に関しては、4ヶ月使用したSuperD1.5.2と比べても全く遜色がありません。
珍しくイチオシできるROMだと思います。

ブートアニメ以外はw

左から、ロック画面、ホーム、ホームの下のメニューをOffにしたところ、ホームセレクタ、Terminalでcompcacheのチェックをしたもの。








20100501

2.1ROM for HT-03A(MT3G/32B)

かなりご無沙汰してしまいました。こんばんは。
SuperDのV1.5.2で数ヶ月過ごしていましたが、実用上全然困らなかったのでそのままにしてしまいました。
気に入らないところに手を入れて、不満がなくなってしまうと、いじるのがつい億劫になってしまうのです。
そしてXperia買いました。
・・・が持ち歩くのはHT-03Aで、全然使っていません。
普段wifi専用機でサブ機扱いというのも酷い話です。
HT-03Aの微妙に便利なサイズに慣れてしまうと、やはり大きさが・・・ね。確かに起動からなにから比べものにならないくらい速いのですが。

さて、またROMをいじってみました。
まずはこちら。
[UPDATE][ROM]CaNNoN202 Complete Eclair [v2.0](Almost Complete)[4/2/10]-[FAST][STABLE]

かなり癖はありましたが、Nextoneのランチャーを使わなければなんとか動作しました。
微調整しつつやっとできたか!というときに新たなROMが公開されました。
・・・なにこのタイミング

[ROM] CyanogenMod-5 - Would you like a pony? (EXPERIMENTAL) [04/29 - v5.0.7-test1]

さすがCyan、もうどう考えてもこれ以上のはないというくらいの安定性で出してきました。
まだTest1ですが、バッテリーの消費を除けば、今ではもう非力扱いなHT-03Aでも1.5ROM以上の速度で動きます。起動からLogをチェックした分には、標準ROM並かそれ以上のエラーの少なさです。

普通の人はね、ここで満足するんですよ・・・
2.1ベースなのでロックスクリーンもあの2行縦並びのNTT DOCOMOではなくなりますし。
テーマに関しては、多分ツイッター上で某氏が放流してたXperia風のものが定番になりそうな気配です。そちらのテーマは動作も至って快調でブート画面もソニエリ風で格好良いです。

まぁ、いつもの様に、定番を外すのが私です。
定番はどうせどこでも説明する方がいるというものです。

そこで発見したのがこちら。
[ECLAIR ROM] Dr. Cloverdale's Magic Elixir. Now Cures Priapism :) UPDATED 04/30/2010

CM5.0.*ベースとなっていますが、5.0.6か5.0.7ベースにテーマを載せた物です。
ランチャーであるADWのためにスペアパーツに若干差分があります。
ブートアニメは紫のフラスコで理系の方向けかも知れませんが、さすがにいじりました。
N1風に変更してあります。スクリーンショットはこんな感じです。
これを見てLinux ubuntsの名前が浮かぶ人は正解です。そのまんまubuntuテーマです。


ランチャー(ADW)がubuntu風になっています。
アプリの選択は下へのスクロールではなく、横スクロールでの選択となります。
位置は画面上部に●●●●●がありますので表示中の位置が大きくなります。
このADWはまだBeta版ですが、いろいろ試したN1風ランチャーの中では安定性が抜群に感じました。2.x標準のホームと比べれば多少の重さは感じますが気になる程度ではありません。

CnNNon202のものは負荷が大きすぎて落ちまくっていましたので、これくらいの軽さが限界ではないかと思います。

CM5.0.7の出現で、HT-03Aでも2.x系の未来が見えてきました。
空きメモリも欲しいところですが、これから先はRAM Hackで+10Mをするのは、ちょっときついことになるかも知れません。

格好良いのでしょうが、最近の流れって無駄に3Dエフェクト多すぎですよね・・・

20100201

OpenEclairを試食してみた

ただ沈黙してたわけでもございません。こんばんは。
鼻から涙が止まらないなどいろいろありますが、だるい中、ROMを試したりしておりました。
HeRoにHTCContactじゃないContactをなんとか移植できないものかと試行錯誤などもしておりました。
電話機能だけEclairなHeRoなら無敵だと思います。ええ、これほんと。
そういう点ではEspressoもアリだとは思うのですが、あの大雑把なデザインが気に入りません。
日本はアルファベットな国じゃありませんので、HeRoの電話機能はほんとに使いにくいのです。

[ROM] OpenEclair - AOSP 2.1 Community ROM [Fast] [Stable] [01/27/2010]

仕切り直して良い感じでのスタートとは思ったのですが、完成度は高そうで実は高くありません。
テーマが既にでていますが、コツがいる為、それについては後述します。
こちらのROMは、BTヘッドセットが既に実用可能です。Syncも問題なし。
ただ、他のEclair系でもよくある話なのですが、youtubeでの動画が音声のみになるのと、mmsでこけること。そしてホームがこけまくるというのが主な問題点です。
ウィジェットを多用している方ならムキーーーーーッ!となることでしょう。
さて、私が試したのはこちらのROM+Lexxテーマです。ロック画面はこんな感じです。
ブートアニメはN1のもの。ロック画面のキャリア名が2行ですが、妙に許せます。
拾ってきた壁紙とのフィット感が良すぎてスクリーンショットを撮っておいたものです。
Liveな壁紙などは興味がないので試してもおりません。
HT-03Aの処理能力とバッテリーを考えると自殺機能としか思えません。

さて、Lexxテーマの導入ですが、そのまま入れようとおもってもおそらくリブート祭りになります。
そんな方は、ROMを入れてから、テーマを入れる前に、先ずはネットワークとgoogleのSync設定までを行って下さい。一通り入れたらテーマをインストールし、再起動前にRAのリカバリメニューのOptionにあるUIDのミスマッチ修正を行ってください。これでいけると思います。
動作は多少もっさりとはいえ動いています。
ワーニングの数が多く、安心感はまだ得られないでしょう。
youtubeについては、ROMにもよりますがHQ再生が不可能というだけで、実は標準モードにすれば動画が見れるROMもあります。
再生画面でmEnu>その他>標準モード
しかしながら、こちらのROMでは標準モードも不可能でした。
テスト用に動画ファイルを再生してみましたが、そちらも表示しませんでしたので、動画周りのライブラリが不完全なのではないかと思います。

話は変わってipad。
「でっかいiPhoneだったら笑う」と呟いたことがありました。
その通りになってしまって、さすがに苦笑しました。
MAC OSじゃないapple製品は今のところ興味ありませんので、これできっぱり忘れられます。
appleのことですからどうせそのうち載せてくると思いますけどね。
その前に世界の脱獄囚が入れると思いますが・・・

20100107

Nexus Oneで盛り上がってる横で・・・あえてHeRoをいじってみた。

HeRoいじってました。こんにちは。
どれだけHeRo好きなのよってくらいマニアですが、こればかりは譲れません。

ベースに用いたのがこちら。
[ROM] KiNgxKxKlair Eclair Hero Version 0.6 "Beta Feta" <12/8/09> 9:38 pm PST

普通の方なら、12月の8日に出たROMなど今更と思われるでしょうが、さにあらず。
実は、このROMの持つポテンシャルはかなり高いものがあります。

ベースは言うまでもなくeugene373のHero2.1ですが、こちらには10MBハックのブートが適用されてます。

2.x系のROM全体に言えることですが、かなりのエラー耐性があり、エラーをだらだらと吐き続けても基本的にびくともしません。
それ故に、2.x系ではddmsでのモニタが必須となります。
環境を整えてない方はまずddmsを使えるようにしておきましょう。

私がただ入れただけで終わるはずもなく、手を加えてみました。Rosieはeugene HeRoの半透明のものを使っています。
まずブート画面ですが、Nexus Oneのものに変えてみました。詳細は後述。
このROMの特徴として、ホームがHeRoのRosieと標準のものを選択できます。Contacts等はHTCのものに飛びますので、基本的に必要はありませんが、king.shを実行することで、AOSPのROMに変身することができるという2面性をもっています。
このシステムはHeRo1.5でjac系のものが使っていましたね。

肝心の操作性ですが、ぬるぬる動きます。しかも遅くないです。安定してます。
CCがどうにも胡散臭く、動いていないようですが、swapだけでも十分な速度が出ています。
まさにエクレアマジックとでも申しましょうか。
カメラとBTがない以外は、はっきり言って遜色ありません。
ブラウザでマルチタッチが使えないとかそんな細かいことを気にしていたらHeRoなんて使えないのでございます。

さて、ここでブートスクリーンのお話。
用いたものはこちらの#2で使われているもの。eugeneのAOSP2.0 ROMから拝借したものです。
こちらの説明はeugeneのHeroへの適用となっていますが、このROMにも使えます。
読めばもうおわかりでしようが、仕組みは以下の二つのファイルだけというシンプルなものです。

/system/bin/bootanimation
/system/media/bootanimation.zip

なんだ簡単じゃないかと思ったらここで大きな落とし穴がありました。

ええ、bootanimation.zipのサイズがほんの2.5MB

それでなくても、カメレオンなホームを持っているこのROMで、これは痛いサイズです。
仕方なく、media配下のフォルダ(ringtones,notifications,alarms)にシンボリックリンクを施し、実体を/system/sd/media/***としました。

当然日本語フォントなど入れようものなら確実にオーバーしますので、どう見ても使わないアプリをこの時点で削除。ダイエットしています。

このROMを使う人など私以外にいないと思いますが、MetaMorphに関しては、格納先の違いから基本的にいじれないと思ってください。

20100104

明けましておめでとうございます

本年もこっそりいきたいと思います。よろしくお願いします。
目立つのは嫌いです。ひっそりでいいんです、ひっそりで。

■ ここ数日のSuper"D"な日記

お正月も1日からこたつに入り餅ならぬROMを焼いてみました。
xdaを久々に徘徊し、目にとまったのがこのSuper"D" Ver1.2(現時点でv1.4)でございます。
xdaでよくあることなのですが、『速い』とうたってるROMにはかならずDwang信者らしい方の"This ROM is slow"というコメントがほぼお約束になっています。
その後に数人続くようなら本当に遅いROM、単発ならもしかしたら・・・ということもあり得るのです。

WGも最初はファーストブート時のzipalignの処理の遅さから遅いというコメントがついておりました。

そこでものは試しと入れてみたら・・・本当に速かったのでございます。
Dwangの1.14をベースにしているのですが、下手をすると現行Dwang以上の可能性もあるのではと、Twitter上で比較を呼びかけたのがおそらくSuper"D"祭りの始まりです。

コムギさんとこで紹介もされましたので、一気に広がっちゃった感のあるSuper"D"のv1.2ですが、これといって特徴的な新機能があるわけでもなく、説明の出来ない速さなのです。
元々Dwangの1.13~1.14当たりは速かったのですが、チューニングが絶妙ということでしょう。

そこでたまたま、通話記録を残したままアップデートできたらいいなーと、チャレンジャー精神がめらめらと燃え上がりましたので、ものは試しでwg9.2から10と10.2を経由してSuper"D"v1.2を入れたところ問題なく入ってしまいました。ね、"D"なのにね。

実はここ最近のcm、wg、Dwangはそれぞれ微妙に個性的な進化をしていますので、他のROMから直接は基本的にタブーとなっています。

あまり真似はしないで下さい。これはあくまで試験です。
ずぼらな私のすることですから、その辺はお気になさらず。

そして標準のロック画面が大嫌いなのでステリクソンのアレ(cm4.2.4用)を適用。結果はオーライ。
その後にLucky's Turn(Dwang)を適用。lock_Layer timed outのワーニングが2行ほどでたものの、そこでセーフ。これもOKでした。これが連発を食らうようではほぼ黒画面確定になるのは体で覚えました。
とりあえずこの時点でfix_appsで保険をかけておきましたが、他の方の指摘している不具合も特にでてはおらず、サクサク動いていましたのでここで様子見というのが事の顛末でございます。

v1.2のあまりのバランスの良さに、これは奇跡的に仕上がったものだと直感してましたので、v1.3が来ると知った時点でも期待はしていませんでした。

これで十分ってぇのにあれこれいじるのは野暮ってもんでございます。

とりあえず入れて試してみたものの、ファーストブート時のログが気に入らず、立ち上がる前に消しました。

そして現在のv1.4。
Super"D"ですが、中身はぶっちゃけDwangの心臓をつけたwgです。適用できるテーマはCM用4.2.xです。お間違えなく。
動作例として、DarkStar0.6.7のテーマとその付属のステリクソンのロック画面は問題なく使えました。多少ワーニングがでますが、テーマ使用時はよくあることなので細かいことは気にしちゃいけません。
それと、他のROMからの上書きについてですが、何かの拍子でアプリの名前のデータベースが一部壊れます。基本的に新規で入れた方が良いと思います。

忘れてました。これ追記。

■Eclair_2.0.1-v1.4 G1/MT3G 32B Getting Close!

A directory must be specified!のエラーを毎秒で吐いてます。
これで速いはずもなく・・・